文系卒としてはただ漠然とドラマを観るわけもなく、必ずその筋書きを追いかけ、構造分析などを漠然と行うという習い癖がある。
日本のTVドラマは多くは1クールが11~12話で構成される。昔なら、半年や1年、場合によっては数年と続くドラマもザラだった。アメリカ辺りでは24話辺りが1クールで半年が基本だろうか。これが、韓流の場合16話となるし、1話毎に1時間10分くらいの枠で構成される。自ずと、安易に日本に輸入されると、カットの嵐で話が通じなくなる訳だ。
あれだけ面白かった「製パン王キムタック」もラスト2話くらいがカットだらけで劇場版ガンダム3部作のようになってしまった。いきなりセーラさん包帯巻いてるし・・・みたいな。
キムタックの場合これが致命的で、これまで楽しんでいた分ガックリしてしまったわけだ。
まじめに観たければ、DVDを買えというのか。
完全にダイジェスト版と化したご都合主義の最終回はただ虚しかった。
今観ている「マイプリンセス」はアイリスのキム・テヒとソン・スンホンが出演している。
その他の出演者も、なかなか素晴らしいのに、物語の方は、のらりくらりと本題を逸脱してはなかなか戻れなくて、もどかしいまま8話まで進んだ。
そして、このあたりから流れがスムーズになり始めた。
う〜ん、ガマンが長かったぞよ。
こういったもどかしさは、キムタックでも観られたが、あの場合は、その辺りの話がのちのち伏線だったことが判明したりで、納得の演出になっていたのだった。
しかし、マイプリンセスでは、意味不明にのらりくらりのカットがしつこいくらい何度も何度も繰り返されて、これはもう演出のくどさが鼻について、ガマンの限界まであと一歩というところまできていた。
こういう演出や脚本はホン姉妹の作品にはまったく見られない。
「美男ですね。」も「クミホ」もまったく停滞がなかったのだった。
やはり、作品は本が決めるのか。
いや、演出の妙というのも重要だろう。
などと舅目線でドラマを見る。
あぁ、年取ったかも・・・^−^;
どうしてもカットされた作品をしっかり見直したい欲望に駆られ、韓流ビジネスへの泥沼化を実感するのであった。

コメントする