久々にwindowsではまる

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遅ればせながら、Windows7を導入しようと試みた。

Vistaを入れていた専用デスクトップは500GBのHDDを4本使ってソフトウェアRAID(BIOSーRAID)でRAID5を構成している。ところが、構成直後から#2や#3のHDDが次々クラッシュしていたのだ。
いや、正確にはディスクに問題はないのだが起動時にクラッシュしているという認識になってしまう。1日掛かりでRAIDのリカバリを行うと、数回の起動は問題なく、またクラッシュを認識という繰り返しだった。
ディスクを替えても同様だったし、だめ出しされたHDDを他のOSでチェックすると、全く異常は発見されず、またRAIDの構成に使用しても使える状態だったのだ。
しかし、先週#2と#3が同時に使用不可になり、にもかかわらず、Rebuildするためにシステムが起動出来たことで、さすがに異常だし危険だと判断せざるを得なくなった。


リカバリが完了すると爆速だが、毎回メンテナンスが必要という、レーシングカー並に手の掛かるマシンだった。
一度RAID0や5で組んでしまうと、HDD単体での鈍さには我慢ならない。
ことPCに関していえば、速さこそが正義だ。
そういう意味では方向性は間違っていないのだが、さすがに手がかかりすぎて、ほとんど出番はなかった。
MacBook Pro上のFusionで仮想化が実用レベルになってからはますます使用頻度が少なくなっていた。ところがここ数ヶ月、顧客の検証環境が必要になり、やっと重い腰を上げたのだった。

そこで、今回はMac Proで採用しているeSATAの外付けハードウェアRAIDケースを使うことにした。まずこれがけちのつけはじめだったのだ・・・

ここ数年、コレガのCG-HDC4EU3500を2台使っている。現在のデスクトップのHDD容量は以下のとおり、
Mac Pro 2TBx4(ハードウェアRAIDカード使用)でRAID5
TimeMachine用の3500 1TBx4(RAID5)
写真データバックアップ用3500 1TBx4(RAID5)

ところが、TimeMachineのHDDが容量不足に陥った。
古いバップアップデータから削除されていく。

そこで、この3500を2TBx4の構成にリプレイスし、余った1TBx4の3500をWindows用に流用しようと思ったわけだ。
ところが、この3500をWindows7のインストールディスクが認識できない。
ディスクフォーマットが異なってインストールできないという。
7もVistaも同じ。
インストールディスクから起動しても認識できないのだ。

そこで、必殺技。
Mac ProにUSBでつなぎ直して、Mac上の仮想マシンでCentOSを立ち上げ、fdiskでチェックしてみた。すると不可視のEFI用のシステム領域が用意されていた。
これが元凶だったのだ。
これを削除し、記録。
再度Windowsマシンに接続し、やっとインストールディスクで認識、フォーマットが可能になった。ここまでに、もう一つの問題があったのだが、そちらは後述。

ここまでで、いろいろ新しい事実を知る。
まず、2TB以上の容量のHDDはVista64のSP1や7の64でないと認識できない。
Windows7のインストールの際には、まっさらのドライブであることが推奨される。
その際、HDDのフォーマットがEFIやGPT形式であることが必要。
ただ、EFIに互換の問題があるのか、一度HFS+でフォーマットされたEFIディスクは正常に認識されなかった。
さらに追い打ちをかけた問題はこのインストールディスクがアップグレード版なことだ。いままでのアップグレード版は、クリーンインストールが行えた。
必要なライセンス認証のためのプロダクトキーはインストール初期に聞かれた。
ところが、7の場合、アップグレード版のクリーンインストールはできない。
いや、できるのだが、ライセンス認証してもらえない。
30日間の使用しかできないのだ。
ヘルプで確認したところ、アップグレード版の場合、必ずVistaやXPと同一HDDで旧バージョンから起動をかけることが必要になるという。しかし、XPからのアップデートはクリーンインストールのみしか対応していなかったのではないか。
どうすればよいのか。フルパッケージを再購入させようというのか。

で、Vistaのインストールディスクから起動をかけると、あ、SPなしだから、2TB以上のHDDが認識できなかったっけ。

どうにもならない。

OSのインストールでなぜにこんなに手間取る必要があるのかが、わからん。
こんな中途半端なライセンス認証を使わせるな。MSめ。

もう1つの問題とは、3500の起動が電源連動型になっており、PCの起動でHDDが起きる仕組みなのだが、ディスクのチェックなどが終わるまでの準備が少しばかり遅い。
その間にBIOSでのハードウェアの認識が終わってしまい、HDDなしと認識される。
BIOSの設定を変更し、ショートカットさせないことで対処したが、リセットによる再起動は手順が異なり、認識し損ねる。アップデートのたびに再起動が必要になり、その度に認識に失敗ということになりかねない。
あらかじめあり得ると想定していたので、すぐ気づいたのだが、初期の認識されなかった問題との切り分けに時間が掛かってしまった。

現在、かなり快適な環境でインストールできたと思ったら、ライセンス認証が得られないことが判明し、袋小路に陥ってしまっている最中だ。

時代はすでに3TBに突入して久しいというのに、OS対応が全くなっていない。因みにMacでこのような問題が発生したことは1度もないのだが。


因みにTimeMachineへのバックアップの取り直し作業はすでに1日以上掛かりっぱなしだが、いまだ8割しか終わらず。今回は最初のフルバックアップだからだ。

【続き】にGPTの覚書を挙げておく

GPTディスク
(GUIDパーティションテーブルによるディスクパーティション分割システム)
 プライマリ128パーティション
 2TB越え
 パーティションテーブルを複製し、CRCによるチェック機能を持つ
 XP Pro64以降の64ビットWinとServer2003SP1以降の32ビットWin
  でストレージ使用が可能
 7、Vista、Server2008の64ビットWinはブートボリュームとして使用可能
 (統一拡張ファームウェアUEFIを含むシステムからのみGPTブートが可能)

Windowsにはベーシックディスクとダイナミックディスクがある。
 ベーシックディスクは通常のプライマリ(物理)と拡張(とその中の論理)
  の構成をいう
 ダイナミックは2000以降導入のスパニング、ストライピング、ミラー、RAID5

GPTフォーマット
 通常のMBRはそのままProtectiveMBRと呼ばれる
 その後ろにPrimary GUID Partition Table Headerが追加される
  さらにその配下にPrimary GUID Partition Entry Arrayが構成される
  (これはMBRにおけるPartitionTableと同等の役割になる)
  さらにその後ろにBackup GUID Partition Entry Arrayが構成される
  さらにその後ろに Backup GUID Partition Table Headerが構成される
 
GPTヘッダー内には論理ブロックアドレスの範囲が定義される
  ディスク上の位置情報
  GUID
  CRCチェックサム

GPTドライブの作成方法
 パーティション分割されていない空のディスクのみ変換できる
 ディスク管理コンソールで【GPTディスクに変換】を選択する
 (ドライブが空でなく、パーディションも含んでいない場合に選択可能)
 DISKPARTユーティリティで「CONVERT GPT」コマンドを使用
※前述の通りVista以降UEFIブートが可能なBIOSを持つシステム
  でのみブートをサポートする

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このブログ記事について

このページは、あみすが2011年5月21日 21:17に書いたブログ記事です。

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