昨日、SeagateがSamsungのHDD部門を統合し、協業していくと発表した。
恐れていたことが起こりつつある。
これで、HDD製造メーカーは東芝、Seagate、WesternDigitalの3社になってしまった。
例えば、AppleはMacBook Airで使用しているSDDを東芝製からSamsung製に変更した様だと報道があった。
これは極薄のAirで採用されている特別仕様の製品で、通常のHDD型ではなくメモリのような形状のものになっている。ただし、メモリとは接続形式が縦横逆で接続スロットのサイズが小さく抑えられているものだ。
大事なのは性能で、読み書き共に東芝製より15〜6%アクセススピードが向上しているといえば、そりゃ、採用もされるわな。
コンピュータの世界では、スピードこそ命だ。
例えば、今この記事を書き込んでいるMacBook Proは2月下旬に発表された新製品だが、
外形は以前のものとほぼ同じ、Apple Store での特注(BTO)でなければ、金額も20%ほど安くなっているが、このマシンが爆速なのだ。
仕事上、Linuxのインストールを数多く行ってきたが、このマシンにインストールしたときは本当に驚いた。
その時間、たった5分。
しかも、仮想マシン上でのインストールだ。
詳細は以下のとおり。
CPUはintel Core i7 2720QM。
Cache 6MBで動作周波数こそ2.2GHzだが、Turbo Boostで3.3 GHzまで自動的にクロックアップする。4コアだがHyper-Threading Thechnologyにより8スレッドのマルチタスクに対応する。Core iファミリ(第2世代)はCPU内蔵のメモリコントローラ機能で、メモリに直接アクセスできる。
以前のマシンは2008年10月発表の初代アルミモノコックボディのCore2 Duo T9600 2.8GHz。
コアこそ2つだったが、その発熱が追いつかずファンがかなり轟音で回っていた。
熱でフリーズしたこともあった。
HDDは細工してある。
先代はSeagateの512GB HDD→Samsung製256GB SSD→Toshiba製512GB SSDと換装を繰り返していたが、今回のマシンでは内蔵DVDを取り払い、以前と同じくSamsung製256GBのSSDを2台搭載してソフトウェアRAIDでストライピングさせている。当然、バックアップは必須だが、3年前に理想と唱えていた条件にやっと到達した感がある。
まぁ、もともとメモリはDDR31066MHzから1333MHzへアップしているしているわけで、総合的に判断すれば、速くならないわけがない・・・か。
双方 VMware Fusion 3上で、CentOS5.5をISOイメージファイルからインストールしているが、設定後インストール作業にかかってからの時間は15分から5分へ、劇的に速くなったのだ。
Appleは2世代の間に公称2倍の速度アップと唱っていたわけだが、そのまま鵜呑みにして3世代間では2.5〜3倍ということか。通常、そういったメーカー情報は特殊なベンチマークの値を採用していることが多く、最大6割引きくらいして考えるべきだ。ところが、今回に限っていえば、本当に3倍くらいスピードアップしているわけだ。
これは本当に驚きだ。
唯一の問題点といえば、Sundybridgeのバグだろう。SATAの2〜3チャンネルに対して、徐々に速度が遅くなっていくというバグだったと思うが、MacBook Proは0と1しか使用していないので、そもそもバグの影響を受ける余地がないとも発表されていたはずだ。
これだけのパワーアップを遂げるには、実はCPUやメモリの処理速度のアップより、副記憶装置(HDDなど)のスピードアップが欠かせない。
今回の再編においては、特許関係についてのクロスライセンス。Seagateのエンタープライズ向けSSDはSamsungがNANDフラッシュメモリを提供。SamsungのPCのHDDはSeagateが提供。といったことになる。
日立はWDに、SamsungはSeagateに。次はどこだ?

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