JAZZの名門レーベルVerveから数多く作品を発表しているダイアナ・クラール。
ジャケットを見る限りかなり美しい人のようだ。
Amazonのカスタマーレビューを見ると、気になるレビュー。
スイングしない。とある。
とりあえず聴いてみて納得。
ホントだ。スイングしてない。
ソウルレスだ。
スタジオモノも、ライブもだめ。
演奏や歌の質自体に問題はないから、BGMとして流す分には問題はないが、
よっぽど強力なパトロンがいないと、こんな枚数出せるようなシンガーじゃないと思う。
と、調べてみたら、なんとエルヴィス・コステロの嫁さんではないですか。
デビューアルバムでトミー・リピューマの目にとまり、以降トニー・ベネットやハンク・ジョーンズなどとも競演。だそうです。
何より、作品の質と雰囲気は良いので売れに売れまくるようで、グラミーウィナーの常連でもあります。
でも、やっぱりスイングしないってのは致命的。
なんというか、クラシック畑の人がJAZZっぽく作った風というか、明らかにJAZZスタンダードより、ロック・ポップのカバーの方が出来がよいもの・・・。
カナダのソフィー・ミルマンの方がよっぽど本物。
でも、レビューの意見は圧倒的に5つ星なんだよね。
へんなの。
あみすのiTunesではDiana Krallの次にDianne Reevesが続く。
そのまま聞き続けると、本当に驚く。
スイング感というか、タイム感覚が別次元なのだ。
ぐいぐい引きづりこまれる自分がわかる。
「ながら」には向かないかも。^^;
思えばアダイブ修業時代。
新進気鋭のJAZZ評論家だった杉田宏樹さんやすでに巨匠だった方々にご来店いただいた。
あんな半端なJAZZ喫茶(実際にはJAZZ喫茶喫茶ではないーー;)でも、気楽な時間を楽しんでいただけたのではないかと思う。
そんな中、ある日巨匠のお一人である佐藤秀樹氏が、「今度BlueNoteから出るボーカルだよ。」と手渡してくださったのが、ダイアン・リーブスの「Dianne Reeves」の試聴テープだった。
個人的にはアル・ジャロウの女性版のようなスキャットに拒絶反応が起きて、あまりローテーションさせなかったが、のちのち何気なく手に入れた「The Nearness Of You」。
今ではお気にいりの一枚だ。これは後に完全版がリリースされたようで5曲ほど増量されており、しかし現在なかなか入手するのが困難なようで本当にもったいない。

コメントする