LionはSambaを踊らない?

| | コメント(0)
Apple InsiderがMacOS 10.7 LionはSambaをサポートしないと伝えているという記事を読んだ。
さっそくApple Insiderに行ってみる。

なるほど
SambaがGPLv3.0を採用するため、商用目的では使用出来ないから。
と言うことらしい。
代わりに独自のプロトコルを実装するそうな。

これはもともとあり得た話だ。
Sambaは3.4以降Microsoftの特別なライセンスの元、Windowsのソースを参照することでより柔軟にWindowsネットワークとの親和性を高めてきた。
MSがそのSambaをMacに搭載させるわけがないか。
その為の布石だったか。(それはちょっと飛躍しすぎか。)
しかしそれほど穿った見方を必要とするのが、MSだ。

ついでにApple Insiderには面白い(面白くない)記事が載っていた。
翌日の24日の記事だ。
LionはFTPとNFSをオフィシャルなサポートから外し、代わりにiOSのデバイスとのファイル共有のためにWebDAVを追加するらしい。う〜む、これは明らかによろしくない状況だ。

先日MacOS Xの父といわれたBertrand Serlet氏がApple社を退社すると報道された。
ある意味Jobsより、MacOS Xを知る男が退社するのだ。
これはMacOS XがUNIXシステムとして、卓越したGUIを手にし、シェアを伸ばしたが、さらに新たなステージに移行するためにUNIXライクなシステムを捨てるということなのかも知れない。
かわりにデスクトップも含めたさまざまな項目はiOSに限りなく近づいていく。

Serlet氏はNeXT出身でMacOS Xの開発部隊のリーダーとしてJobsを22年間差さえ続けてきた。しかし、今やAppleの稼ぎ頭はiOSに移行してしまった。
iOSチームのリーダScott Forstall氏もSerlet氏と同様にNeXT出身だ。

UNIXからiOSへ。
それだけLionはiOSに近づくということだ。

結果的にMacOS ServerはGUIによる柔軟でセキュアなツールを連動できるプロトコルを模索することになり、FTPやNFSを捨てるのだろう。2つとも通常のUNIXによるOSSサポートとして普通に実装されるプロトコルな訳だが、MacOS Xはこの流れから脱却したいということだ。

あくまでセキュアな、それでいて独自仕様なGUIのOSになろうということか。
そうすることで、iOSとの連動をより密接なものにしようということなのか。

なんとなくAppleの長期的な戦略と意図が見えてくるようだ。
クライアントとしての一般人に向け、iOS実装のライトウエイトなデバイスであるiPad iPodなどをラインナップし、開発・サービス提供側にはiOSと親和性の高いMacOS Xでという図式で世界征服しようというのだろう。

MacOSを他のOSと明確に分けるもの。
これはiOSを追いかけることにほかならない。
そのためにはUNIX OSとしての姿が見え隠れしてはいけないわけだ。

これは今年中にMacOS XIの発表があるかも知れぬ。
いや、MacOSという名も捨てることになるのではないだろうか。
AppleはもはやUNIXを追いかけるのではなく、完全に独立したOSを開発するメーカーになろうとしているのかもしれない。

WindowsでもUNIXでもない第3のOS。
LisaとかLisa²なんて呼んだらまったく笑えンぞ。

あみすのApple好きもそろそろ終焉を迎えるか?

コメントする

このブログ記事について

このページは、あみすが2011年3月26日 17:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「SSDでRAID」です。

次のブログ記事は「今朝も快晴」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。