いや〜、まさかの驚き。
3D化して劇場公開です。
完全新規作画による(OPのみ?)、劇場版「攻殻機動隊」
しかも、Stand Alone Complex としては、初の劇場版。
とうとうタチコマもスクリーンデビューですね。
ではなぜ、Solid State Society なのか?
これって結構重いテーマを扱っていて、まぁ確かに、既に「笑い男事件」におけるネット社会のクラッキングや政治疑獄といったテーマが普通に感じられる世の中になってしまっているっていうのはある。
「個別の11人」にしても、テーマが難民問題と国家間の武力介入・武力紛争なだけに、現実感ありすぎで・・・
結局無難なところでSSSに落ち着いたのかな?とも思ったが、ここではたと気づく。
なるほど過去に劇場公開された「攻殻機動隊」は2本(1作目をCG化している「攻殻機動隊2.0」は除く)。
共に、押井守作品な訳で、というか1作目は海外で多大な影響を与え、ウォシャウスキー兄弟に名作「Matrix」を作らせしめた。
2作目も海外の映画祭に出品したり、ジブリの鈴木敏夫がプロデューサーを名乗り出るなど、話題性は大きかったが、いかんせん、物語があまりに内傷的すぎた。
ゴースト(魂)を持つ人工知能・人形使いが出てきたのが1作目。
少佐が人形使い(=ネット)と融合して個を捨てたのも1作目。
これを元にしてバトーがいかに孤独か説いたのが2作目。
そして、今回のSSSでは、またしても人形使いと同様のゴーストハックを題材に、新たに傀儡廻なる対象を追う少佐失踪後の公安9課の活躍を高齢化問題と絡めて、話が進んでいく。
もともと傀儡廻は劇場版・人形使いとの対比で作られたキャラではなかったか。という疑問は生じるが、なによりも、1作目で少佐の失踪。失踪した少佐がラストのクライマックスでイレギュラーに現れる2作目に対して、少佐を探し続けたバトーがやっと再会(9課に完全復帰したのかどうかは不明。ラストも意味深。)できたのがSSSと位置づけることが可能になるわけだ。
最近、「攻殻機動隊」を知らない若い層が増えてきた時世の中で、新たな「攻殻機動隊」が再起動する事がなによりうれしかったりする。
これで、ハリウッド版もうまくいくと更にうれしいのだが・・・

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