Novellについて。
つい先日(22日か?)非上場企業AttachmateがNovellを買収すると発表された。
22億ドル。
問題は、Novellが持っている知的財産権の行方だ。
UNIXの著作権はSCOとの間で6年近く法廷で争われ、今年に入ってようやくNovellの所有と認められた。
Attachmateがどのような会社なのかわからないが、もしかするとこのあたりを狙っての買収ではないか。
さらにMicrosoftが組織したコンソーシアムCPTN Holdingsに知的財産権の一部(882件の特許およびその他の知的財産権)を売却することも発表された。
この内容の精査がこれから始まると言うことだが、数ヶ月かかるとも見られている。
Novellは24日になって、子会社化したあともUNIXの著作権を保有し続けると発表したが、今回の買収劇が、UNIXの世界に、Linuxの世界にどのような影響を与えるかは、来年以降分かってくるだろう。
いずれにしても、OSSとそれを取り巻く環境はこの数年で激変するかもしれない。
というか、すでに昨年のOracleによるSunMicrosystems買収から、世界は劇的に変化し始めているのだ。しかも、それは必ずしも良い方向を向いてはいない。
十数年かけて積み重ねられた膨大な善意のリソースが、一企業の思惑で踏みにじられていく現状を見ているだけ。
これがわれわれの今だ。
安ければよい。ただならもっとよい。と搾取し続け、民主主義を捨て資本主義に乗り換えた世界が突き進むことへの弊害であり、警鐘なのかもしれない。

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