CGを使わない
知り合いのブログに家族の会話が載っていた。
「ポニョはCGを使っていないんだよ。」
とのこと。
そんなバカなと検索したら、原画を手書きで17万枚描いたとある。
宮崎アニメ史上最大の枚数だそうだ。
でもさ、これってなんかおかしくない?
CGって、コンピュータ・グラフィックスの略ですよね。
つまり、基本的にはコンピュータ上で加工された絵のこと。
元ネタがなんであれ、加工されればCGだ。
原画をどこ(どのメディア)に描くかは関係ないはず。
昔、アニメはセルといわれるメディア(透明な樹脂の板)に裏側から輪郭書きし、彩色していた。
紙に描かれた原画の輪郭を、セルに移す工程をトレースといっていた。
この、原画を紙に描いたというのが17万枚ということでしょ?
今は、ペン型の入力デバイス(スタイラス)で板状のセンサー(タブレット)の上に絵を描いていく。
ペンタブレットのメーカーとしてはワコムが有名だが、もちろん、プロ御用達ということで普通に使用されている。このタブレット上に描かれた"原画"はソフト上でアニメ化されその動きを確認できる。
紙の場合、束ねた原画を手でぱらぱらめくって(つまり、パラパラ漫画の要領で)確認していく。
なんだか、これって、宮崎翁が新しい機械に慣れることができないので、周りが古いやり方につきあわされてってだけで、別に有り難くもなんともないんじゃないかな・・・?
様々な記事を参照したが、やはりアナログで処理されたのは原画だけだったようだ。
しかも、紙に描かれた"原画"も、タブレットに描かれた原画も同じくデジタルデータとして彩色されて、デジタルデータとして仕上げられてく。
つまり、紙の"原画"もスキャナーにかけられて、デジタル化され、その後の処理は同じ工程をたどるのだ。
なんで、こんなに"神格化"されてしまうんだろう。
スタジオXXXという名前だけでみんなありがたがったりして・・・
まるで新しいやり方がアニメ作りじゃない。といわんばかりに・・・
途中切り貼りできるから確かに手を抜けるし、そんな作品も多いけど・・・
原画を手で描いているからって、別に威張ることではないな。
(この記事はポニョがTVオンエアされたときに書いたもの。
これといった理由はないけど今まで保留していました。)

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