なんか、出遅れた。
つか、若干引き気味。
2週間くらい前にやっと海辺のカフカを読む気になり、
村上ワールドへのリハビリを考えていたのだけれど・・・
風の歌を聴け は高1くらいで読んだ。79年?80年?
すぐ村上の作品が好きになった。特に羊3部作。
でも
アフターダークで嫌いになった。
まだあのときの騒乱を覚えていたから。
あみすはあの、ほんの数時間前、丸ノ内線に乗って霞ヶ関を通過していた。
千代田線にも乗り換えた。
日常のほんの小さな幸せを、かけがいのないものとして感じていたし、本当に大事にしていた。
そんなあみすのような普通の人たちが、連休の隙間に乗った、いつもの通勤列車。
あみすの数時間後に、同じ地下鉄に乗った彼らは、瞬時にその人生を奪われた。
そこは一瞬にして本物の地獄に変わった。
あみすと巻き込まれた彼らとの違いは何だろう。
事件後、自問自答が続いた。
その前の松本の事件も人ごとではなかった。
そこはあみすの故郷の一つだった。
祖父母の家からバスで10分程度でその場所に辿り衝く距離だったのだ・・・
・・・
だからこそ、なにがなんでも、あちら側の視点が気に入らなかったのだ。
村上初のノンフィクションということで、期待して読んだのに。
覚えているのは大きな落胆。
でも、今になってみれば、今だからこそ、
あの事件・あの時代を正面から見つめることも必要なのかな?
と思うようになってきている。
リハビリ対象としてはやっぱりそこから再始動すべきなのかな・・・